商品説明
パーツ数 … 147
模型全長 … 161mm
模型全幅 … 80mm
ランチアストラトスは世界初のパーパスビルトマシーンとして開発され、FRP製のカウルを前後に持つ革新的なミッドシップマシーンとして誕生しました。
1970年代ラリーのパワー競争は年を追う事に激化、勝つためには高い運動性能と軽量コンパクトなマシーンが必要でした。
ランチアはこれまでの市販車をベースにラリー用マシーンを制作するという考えを捨て
ストラトスは世界で初めてWRCのタイトルを獲得する目的だけに開発されています。1970年11月ベルトーネはトリノショーにおいてオリジナルストラトスを発表、
1971年11月にはミッドシップレイアウトを導入した
第2次プロトタイプカーをランチアに提示しました。
翌年プロトタイプながら様々なイベントに参加しWRC参戦を前に熟成を進めました。
1973年10月ストラトスの生産が開始されグループ4のホモロゲーションを1974年10月に取得、すぐさまWRC第5戦サンレモラリーでデビュー。
ストラトスは終始トップを守りきり、圧倒的なパフォーマンスを見せ、見事デビュー戦を優勝で飾り、このシーズンのメイクスタイトルを獲得しました。本格的な参戦となった1975 年、イタリアの航空会社アリタリアエアラインがメインスポンサーに付き1975年のメイクスタイトルを獲得、1976年もその強さは衰えず3年連続のメイクスタイトルを獲得するという快挙を成し遂げるとともに開幕戦のモンテカルロでは1975年から1977年まで3年連続優勝という輝かしい記録を打ち立てるなどランチアストラトスは1970年代を代表するラリーカーです。