ムラウチドットコム 絹織物の街『八王子』より〜伝統的な八王子織物特集〜


  • 八王子は古くから養蚕が盛んな地域として知られ『桑の都』と称されてきました。


  • 八王子織物を広く伝えるために登場したブランド『マルベリーシティ(桑の都)』は、ネクタイ・服地・ストール等を『桑の都・八王子』からイメージした製品作りを目指しています。
    桑、繭、植物など多摩の自然を題材にした製品は、デザイン・品質ともに内外から高く評価され、国内有数の産地として発展しています。


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  • 桑の都、八王子


  • 浅川を渡れば
    富士の雪白く
    桑の都に青嵐吹く

  • 平安時代に西行法師が詠んだように
    八王子は古くから養蚕が盛んな地域として知られ、『桑の都』と称されてきました。
    江戸時代には、絹織物を扱う市場『紬座』が立ち、信州や甲州から集められた輸出用の生糸は『絹の道』という街道を通り、横浜まで運ばれていました。

    昭和55年、『多摩織』が伝統工芸品に指定されます。
    八王子織物の歴史と技術の結晶は、今も途絶えることなく引き継がれています。

  • 伝統を更新する挑戦と開発


  • 幾多の時代を超えて、今もこの地に機械の音が鳴るのは一時の流行や利益に浮足立たず、誠実に織物と向き合ってきた証です。
    日々鍛錬、研究された成果をもとに、その技術を着実に高めています。
    伝統は、斬新な発想と確かな技術力によって、次の時代へと更新されていくのです。

  • 織の探究者


  • 『いい味』の織物は、五感を研ぎ澄ました油断のない精神状態から生まれます。
    職人は困難に思われる開発においても、膨大な知識と経験を活かし、理想の織上がりを追い求めます。

  • 高い表現力


  • 織物は、糸の素材・色・密度に加え、無限の織組織によって表現が広がります。
    『多摩織』等の着物で培われた技術がクリエーターの発想を具現化し、時代の感性を導く織物を生み出します。

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