登山シーンにおける最高の相棒 OM-5 Mark IIを持って紅葉を撮ろう
-
OM SYSMTEM OM-5 Mark II で紅葉撮影!
-
2025年7月に発売された、防塵・防滴仕様の小型・軽量ミラーレスカメラOM SYSTEM「OM-5 Mark II」。
今回は、OM SYSTEMの社員さんが実際に紅葉撮影へ行ってきてくれました🍁
OM-5 Mark IIは、従来機「OM-5」からさまざまな進化を遂げ、より使いやすく、より高性能にパワーアップしています。
自然の中でシャッターを切るたびに、「やっぱりカメラって楽しい!」と実感できる一台。
本記事では、従来機 OM-5との違いにも触れながら、OM-5 Mark IIならではの魅力をたっぷりお伝えします。
-
目 次
-
1. ここが進化!OM-5とOM-5 Mark IIの違い
1-1. 新色「サンドベージュ」追加
1-2. CP(コンピュテーショナルフォト)ボタン搭載
1-3. USB端子がType-Cに変更
1-4. 握りやすさが向上した新グリップ
2. OM-5 Mark IIがアウトドア撮影にぴったりな理由
2-1. 小型・軽量ボディ
2-2. 優れた防塵・防滴性能
3. アートフィルターを使って、秋を表現してみよう
3-1. ヴィンテージ
3-2. ポップアート
3-3. ネオノスタルジー
3-4. ラフモノクローム
4. M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO 作例
5. まとめ
-
1. ここが進化!OM-5とOM-5 Mark IIの違い
-
1-1. 新色「サンドベージュ」追加
-
従来のブラック・シルバーに加え、サンドベージュが新色として登場しました。
今どきのアースカラーで、質感はマット仕上げ。
思わず「このカメラを持って外に出かけたい!」と感じさせる、アウトドアの世界へといざなってくれるデザインになっています。
-

-
カラーはサンドベージュ、ブラック、シルバーの3色展開。
ボディ単体のほか、12-45mm F4.0 PRO レンズキットと14-150mm II レンズキットがラインナップされています。
※サンドベージュは 14-150mm II レンズキットはありません。 -

-
1-2. CP(コンピュテーショナルフォト)ボタン搭載
-
OM SYSTEM OM-3に搭載されたCP(コンピュテーショナル フォトグラフィ)ボタンが、OM-5 Mark II にもつきました!
今までライブND等のコンピュテーショナル フォトグラフィの機能を呼び出すには、メニューから探すか、ボタン割り当てを行う必要がありました。
今回追加されたCPボタンを使用すれば、 「ハイレゾショット」「ライブND」「深度合成撮影」「HDR撮影」「多重露出撮影」の機能をすぐに呼び出すことができます。
-
チャンスは不意にやってくる・・・
メニューを開いて設定を探している間に、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまう…そんな経験、ある人も多いはず。
さらに、ボタンのカスタム割り当てって「どこに設定したっけ?」と忘れがちだし、割り当て可能なボタン数にも限りがあります。
だからこそ、この「CPボタン」、とっても便利なんです。
-
1-3. USB端子がType-Cに変更
-
OM-5 Mark IIは1回の充電で、通常使用なら約310枚程度撮影が可能です。
たくさん写真を撮る方だと「予備バッテリーも買っておこうかな」と考えるところですよね。
でも、登山をされる方は話が別。「1gでも軽くしたい!」と感じる方が多いのではないでしょうか。
-
その点、OM-5 Mark IIはUSB端子がType-Cに変更されたおかげで、専用の充電器を持ち歩く必要がありません。
普段使っているモバイルバッテリーでそのまま充電できるのも嬉しいポイント。
荷物を増やさずにバッテリー問題を解決できるのは、アウトドア撮影派には大きなメリットです。
-
1-4. 握りやすさが向上した新グリップ
-
より中指の収まりがよくなり、ホールド感がさらに向上しました。
見た目はちょっとの違いですが、握りやすさは圧倒的に違います。手持ち長秒撮影時にも安定して撮影することができます。 -

-
上部がくびれていることで、指の収まりが良くなりました。
-

-
左がOM-5,右がOM-5 Mark II
-
細かなアップデートで、さらに使いやすく進化!
-
メニューの画面構成
-
メニュー画面の構成もリニューアルされました。
OM SYSTEMのフラグシップである OM-1 Mark II や OM-3 と同じメニュー方式になったことで、各機能や設定がぐっと探しやすくなっています。
OM-1 Mark II や OM-3 をメイン機にしている方が、サブ機としてOM-5 Mark IIを使う場合でも違和感なく操作できるのがポイント。
操作系の統一は、実はかなり大きな使い勝手の向上なんですよね。 -

-
親指AFが可能に!AF-ONボタンを新搭載
-
OM-5では「AEL / AFL」だったボタンが、OM-5 Mark IIでは「AF-ON」ボタンへ変更され、OM-5 Mark IIでも 親指AFが使えるようになりました。
AFとシャッターを別のボタンで行うことにより、より高速に撮影することが可能です。 -

-
動画専用ピクチャーモードに「OM-Cinema1 / OM-Cinema2」が追加
-
OM SYSTEM OM-3と同様に、動画専用ピクチャーモードに「OM-Cinema1 / OM-Cinema2」が追加されました。ピクチャーモードを選ぶだけで、映画のような味わいの美しい映像を手軽に楽しめます。
OM-Cinema1は、中間部に自然な色合いを残しながら、明部のイエローと暗部の青により色のコントラストを付けた、映画的な表現が可能です。
OM-Cinema2はシアン調の色味と弱いコントラストにより柔らかい、映画的な表現が可能です。 -

-
OM-5 Mark II 動画専用ピクチャーモード OM-Cinema1
-
OM-5 Mark II 動画専用ピクチャーモード OM-Cinema2
-
夜景におすすめ!「手持ち撮影アシスト」
-
夜景撮影時などで便利な「手持ち撮影アシスト」が新しく追加されました。
この設定を「On」 にすると、シャッターボタンを半押し時や露光中に、手ぶれの状態が画面上に表示されます。
画面に現れる白い四角は、縦・横・回転 の3方向のブレを示す指標。
この四角が表示枠の中に収まっていれば、補正の範囲内という意味になります。
通常であればブラックアウトするため、「今どれくらいブレてるのか?」を判断するのは難しいですが、
手持ち撮影アシストを使えば 手ぶれをその場で視覚的にチェック可能。
撮影中に自分でブレを抑えやすくなる、心強いサポート機能です。
-
▼OM-5 Mark II 手持ち10秒 星景撮影(手持ち撮影アシスト/ナイトビュー/星空AF設定)【OM SYSTEM公式】
-
2. OM-5 Mark IIがアウトドア撮影にぴったりな理由
-
2-1. 小型・軽量ボディ
-
OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディの質量は、付属充電池などを含めても わずか418g(CIPA基準)です。
レンズキットの M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO は 254g。つまり、ボディ+レンズの総重量は約672g。持ち出しやすく、長時間の撮影でも負担になりにくい軽さです。
軽いは正義!この軽快さこそが、OM-5 Mark II の大きな魅力です。
-
2-2. 優れた防塵・防滴性能
-
OM SYSTEM OM-5 Mark IIは、保護等級IP53に対応した防塵・防滴性能に加え、-10℃の耐低温性能を備えています。雨や雪など天候が変わりやすいアウトドアシーンでも、安心して持ち出せます。
水しぶきがかかる水辺でも気兼ねなく撮影でき、川や滝にぐっと近づいた臨場感あるカットにも挑戦可能。
自然の中で、撮りたい瞬間を逃しません。 -

-
3. アートフィルターを使って、秋を表現してみよう
-
OM-5 Mark IIをはじめ、OM SYSTEMのカメラには、芸術的な表現を手軽に楽しめる『アートフィルター』モードを搭載しています。
OM-5 Mark IIではモードダイヤルを『ART』に合わせるだけでなく、『OK』ボタンを押して表示されるコントロールパネル内からも簡単に設定することが可能です。
この『アートフィルター』を使えば、紅葉の色づきや雰囲気をより印象的に描写でき、いつもの紅葉撮影が、2倍にも3倍にも楽しくなるはず。
全16種類のフィルターに加え、タイプや効果の追加もできるため、表現の幅は無限に広がります。
-
3-1. ヴィンテージ
-
少しレトロな雰囲気に!アートフィルター「ヴィンテージ」を使ってみよう
-
アートフィルターの「ヴィンテージ」を使用すると全体的に落ち着いた色合いで、変色や色あせたような写真が撮影できます。まず楓の葉を一枚広い、空に掲げるようにして撮影してみました。この時使ったのが「ヴィンテージ」。タイプはIを使用しました。
空の青さと、楓の赤色の対比には、少し色あせたような風合いのヴィンテージがぴったりとマッチします。 -
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F4,1/1000秒,ISO200,+0.3EV,WBオート,ヴィンテージI

-
秋空の下、散策しているとフォトジェニックな電球が!
こういったノスタルジーな被写体にもヴィンテージがぴったり合います。 -
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F4,1/800秒,ISO200,+0.3EV,WBオート,ヴィンテージI

-
朽ちた自転車とスコップを発見!昭和にタイムスリップしたような懐かしさのある風景ですが、
これもヴィンテージを使うことでアニメーション映画のような写真に仕上がりました。 -
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F4,1/200秒,ISO200,0EV,WBオート,ヴィンテージI

-
3-2. ポップアート
-
アートフィルター「ポップアート」を使って鮮やかな紅葉を表現しよう
-
ポップアートは彩度とコントラストが強くなり、カラフルな仕上がりになります。
雲一つない秋の空と、美しい赤とオレンジの楓をポップアート、タイプはIを使用し表現しました。
-
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F4,1/800秒,ISO200,+0.7EV,WBオート ポップアートI

-
ポップアートは強いコントラストで表現することが可能ですが、もっとコントラストを高めたい場合には、「ハイライト&シャドウコントロール」を活用することで、よりメリハリのある仕上がりに調整できます。
設定は、『OK』ボタンを押して表示されるコントロールパネルから簡単に行えます。
また、よく使う機能として『ボタン割り当て』も可能なため、撮影中でも素早く調整できます。
-
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F4,1/1600秒,ISO200,-0.3EV,WBオート ポップアートI

-
こちらの写真は「ハイライト&シャドウコントロール」を使用し、楓の葉の質感と色味を強調するように撮影しました。
ハイライト&シャドウコントロールは、『ハイライト』『ミッド』『シャドウ』をそれぞれ±7段階で調整することが可能です。
今回は、S字カーブを作るようにハイライトを+7、シャドウを-7に設定。
その結果、このような写真を撮ることができました。 -
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F5.6,1/1000秒,ISO200,-1.0EV,WBオート ポップアートII

-
コントラストが強調され、真っ黒な背景に鮮烈な赤が映える、より印象的な1枚に仕上がりました。
前ボケを活かした表現も、撮影の楽しみのひとつ。
マイクロフォーサーズの強みは、被写体にぐっと寄った撮影が得意な点にあります。
優れた近接性能を活かすことで、手前の葉を大きく写しつつ、奥行きのある印象的な写真を撮影できます。 -
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F5.6,1/320秒,ISO200,+1.0EV,WBオート ポップアートII

-
3-3. ネオノスタルジー
-
アートフィルター「ネオノスタルジー」を使って現代風のおしゃれな表現を楽しもう!
-
『ネオノスタルジー』は暗い部分が緑がかるような色味になります。
そのため、ノスタルジックな雰囲気を持たせながら、現代風のおしゃれなイメージに仕上げることができます。 -
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F4,1/1000秒,ISO200,-0.7EV,WBオート ネオノスタルジー

-
落ち葉は絶好の被写体です。
お気に入りの色や形を見つけて、一枚撮影してみましょう。 -
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F5.6,1/1250秒,ISO200,-2.0EV,WBオート ネオノスタルジー

-
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F5.6,1/1250秒,ISO200,-0.7EV,WBオート ネオノスタルジー

-
3-4. ラフモノクローム
-
アートフィルター「ラフモノクローム」を使ってハードな世界線を表現しよう
-
彩り豊かな秋だからこそ、あえて『モノクロ』で表現してみると、思いがけない発見があります。
色を排したモノクロの世界では、明暗や被写体の形、質感や模様がより際立ちます。
中でも『ラフモノクローム』は、粒子感のあるハードな表現が魅力的。
粗い粒子感が加わることで、まるでモノクロフィルムで撮影したかのような味わい深い一枚に仕上がります。
-
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F5.6,1/125秒,ISO200,+0.3EV,WBオート ラフモノクロームI

-
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F8,1/80秒,ISO320,-2.3EV ラフモノクロームI

-
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F8,1/500秒,ISO200, 0EV ラフモノクロームI

-
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F4,1/60秒,ISO3200,-0.7EV ラフモノクローム

-
4. M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO 作例
-
デジタルテレコンを使用してさらに被写体を拡大してみよう。
-
OM SYSTEM OM-5 Mark II のキットレンズのひとつ、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROを使用して撮影しました。
-
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO の素晴らしいところは、被写体にぐっと寄った撮影ができる優れた近接性能です。
最大撮影倍率は35mm判換算で約0.5倍相当となり、つまりはハーフマクロとしても使用することができます。
さらにデジタルテレコンで約2倍の大きさにすれば、等倍相当での撮影が可能になります。
-
デジタルテレコンとは?
-
デジタルテレコンは被写体を使用しているレンズの倍率以上の大きさに拡大して、中央部を切り出して画像ファイルとして保存する機能です。
画像処理エンジンでデジタル補間、出力し被写体が約2倍の大きさになります。この機能は望遠する以外にも、さらに被写体を拡大して撮影したいときに有効です。
-
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F5.6,1/80秒,ISO640, -1.0EV,WBオート ネオノスタルジー

-
足元に落ちている落ち葉は、実はおもしろい模様や表情を持っています。
被写体に寄って撮影することで、新たな発見がたくさん見えてきます。
-
濃い紫色の斑点が特徴のホトトギス
このような小さな花でも、デジタルテレコンを使用することで、大きく印象的に写すことができます。 -
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F4,1/200秒,ISO200,-1.7EV,WB 7800K ネオノスタルジー

-
「ネオノスタルジー=この色?」と思った方、ご安心を。
露出補正をマイナスにしているため、今回は少しダークな仕上がりになっています。
補正なしでは、また違った表情の色味を楽しめます。 -
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F4,1/200秒,ISO200,±0EV,WB 7800K ネオノスタルジー

-
アートフィルター「デイドリーム」
-
アートフィルターの「デイドリーム」を使用して撮影しました。
記憶の中に残る光景のような、淡くやさしい描写が印象的な一枚です。
さらにデジタルテレコンを活用することで、綿毛の繊細な質感までしっかりと描写しています。 -
OM-5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO F4,1/500秒,ISO200,-1.7EV,WB 7800K デイドリームI

-
5. まとめ
-
小型・軽量ミラーレスカメラ OM-5 Mark II は、紅葉撮影にぴったりの機能が盛りだくさん。
ぜひ、OM-5 Mark II を手に取って、この季節ならではの紅葉撮影を楽しんでみてください🍁
――ということでしたが、いかがでしたでしょうか。
正直なところ、私自身、
OM-5 Mark II でここまで多彩な写真表現ができるとは思っていませんでした。
作例を見ているだけでも、ワクワクしてきますよね。
実は、昨年発売された OM-3 が一押しだっただけに、これは…正直、迷ってしまいます。
次回は「OM SYSTEM OM-3を持って旅に出よう」という記事でお会いしましょう。
以上、ムラウチドットコム Photo倶楽部でした。





