東京都立神代植物公園 秋のバラフェスタでデジタル一眼レフカメラ PENTAX K-1 Mark II レビュー!
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秋風が吹き、少し肌寒い季節になってきました。久しぶりの太陽と青空で、今日は気持ちのいい撮影日和です。
前日の雨のおかげでしょうか? ファインダー越しに見る植物たちは、一段と緑濃く、キラキラと輝いて見えます。
今回は、フルサイズデジタル一眼レフカメラ PENTAX K-1 Mark II と smc PENTAX-D FA MACRO 50mmF2.8 マクロレンズ を持って、東京都立神代植物公園のばら園で開催されている『秋のバラフェスタ』へ行ってきました。
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『東京都立神代植物公園』は、武蔵野の面影が残る園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができます。
園内は植物の種類ごとに30ブロックに分けられ、大変広い公園です。
園内では、10月から11月初旬頃までバラやダリアが見頃です。
秋のバラフェスタでは、約300品種・5000株の色とりどりの秋バラが栽培され、美しく優雅に咲き誇っています。
秋バラは、気温が下がるにつれ、花がしっとりと潤い、色も深みが増すそうです。
今日はどんなバラが撮れるかな?
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子供も乗れちゃう!パラグアイオニバス
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入ってすぐに大きな池があり、南米のパラグア、アルゼンチン、ボリビアに生息する大きなパラグアイオニバスに目を惹かれます。
最大1.5mほどの大きな葉は、浮力が強く小さな子供が乗ることもできるそうです。
気持ちの良いお天気で、昆虫たちもここぞとばかりに、たくさん活動していました。 -
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ふさふさの尻尾のようなパンパスグラス
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緑のトンネルのような杉並木を抜けると、右手にパンパスグラスが中央に位置する芝生広場が広がります。
パンパスグラスという植物をご存じですか?草丈は高いところで4.6mにもなるアルゼンチン原産の宿根草です。
キツネのしっぽみたいなフサフサの白銀色の花穂をたくさん伸ばし、神代植物公園のシンボルの1つになっています。
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パンパスグラスの見頃は9月〜10月です。風が吹くたびに、キラキラと綿毛が飛んでいきました。
魚のうろこのようにみえる「うろこ雲」が秋らしさをより感じさせます。
肉眼では高い稲穂を下から見上げることしかできませんが、写真を拡大して見ると稲穂の1つ1つが光に輝き、本当に綺麗です。
その超高精細画像に驚きます。さすが!光を余さずとらえる、35ミリフルサイズイメージセンサー搭載の PENTAX K-1 Mark IIですね。
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木漏れ日がまぶしいかえで園
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緑がキラキラと輝いています。木漏れ日がとても綺麗でいつまでもここに居たいと思わせる心地よいかえで園。
かえでの紅葉のシーズンがとても楽しみですが、緑色のかえでと光の陰影もまた美しいものです。 -
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バラ園へ向かう途中の雑木林で、どんぐりの道を発見。
かわいいドングリたちを撮影していると、突然、パラパラとドングリの雨が!!痛い・・・こんな体験初めてです。
奇襲攻撃にビックリしましたが、皆さま、くれぐれも撮影の際はお気をつけくださいませ(^^;
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百花繚乱!秋のバラフェスタ
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やっとメイン会場のバラ園に到着!いろいろ寄り道していたので、すっかり遅くなってしまいました。
やはりイベント開催中ということもあり、平日とは言えたくさんの人で賑わっています。皆さん美しいバラの撮影に夢中です。
バラのソフトクリームで小腹をみたし、ソーシャルディスタンスを保ちながら、さっそく撮影開始です(^-^)♪ -
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バラ・薔薇・ばら!!色とりどりのバラの饗宴に夢中でシャッターを切ります。
まさに百花繚乱!こんなに美しく形の整ったバラを見たのは初めてです。思わずため息がこぼれます。
お気に入りのバラはありましたか?どのバラも前日の雨のおかげで、本当にみずみずしく輝いています。
ぜひ拡大して写真をご覧下さい。
35ミリフルサイズ一眼レフのフラッグシップ機 K-1 MarkII で撮影するとこんなに違うのかと思います。
35mm判フィルムサイズ(36mmX24mm)をカバーするイメージサークルを備えたマクロレンズだからでしょうか?
花粉の一本一本が鮮明に見え、その高画質画像と超高感度に自分の腕が上がったのかと、自画自賛(笑)
世界バラ会連合が3年に一回開催する世界バラ会議で選ばれたバラの栄誉殿堂(Rose Hall of Fame)入りを果たしたバラを『殿堂入りのバラ』と呼びます。
神代植物公園では『ドゥフトボルケ』『ダブル・ディライト』『アイスバーグ 』など、ほか多数の殿堂入りのバラを鑑賞することができます。
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豪華絢爛、見応えのあるダリア園
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今回のメインは『バラ』でしたので、個人的に好きなダリアでしたが、あやうく通り過ぎるところでした。
絶対に見た方が良いダリアをご紹介いたします。約100種類・200株のダリアが咲き誇るダリア園。その艶やかな色に感動します。
ファインダーを通した方が、目視よりも迫力があり、より鮮明に、時にはより繊細に見える気がします。
隣で撮影されていたご婦人も、あまりの美しさに声をあげていました。
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ダリアにはそれぞれ名前がついています。
『恋空』『結』『エンジェルヒップ』など、ネーミングと花を比べて鑑賞するのもまた、趣があります。
日陰に佇む薄紫の小花シュウメイギクも、どこかはかなげで繊細に美しく撮影ができました。
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まとめ
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今回は、秋風を感じながら、有効約3640万画素の高精細な画像が得られるフルサイズデジタル一眼レフカメラ PENTAX K-1 Mark II と50mmマクロレンズ で東京都立神代植物公園へ行ってきました。このレンズ1本でも十分に撮影を堪能できると思います。初秋の空気感を写真から感じていただけたら嬉しいです。
職人たちによる丹精込めて育てられたバラやダリア。緑豊かな神代植物公園は絶好の撮影スポットです。
あなただけのとっておきの一枚を撮りに、ぜひ神代植物公園へ足を運んでみてください。
ファインダーを通すと、違った世界が見えてくる・・・今回は、そう思うのは私だけじゃないんだと感じることができる撮影でした。
カメラを持って出かけるって、本当に楽しいですね。 -