リムーバブルケースの魅力はコレだ

[5] HDを長持ちさせる。

冷却FAN・排気機構でHDを熱から守る

HDの寿命を左右するカギのひとつに、HD自身から発せられる熱対策があります。故障発生率はHD温度が上がるほど高くなり、高温(60℃)の故障率は常温(40℃)のときの2倍になるという理論データからも、その重要性がうかがえます。

REX-SATAシリーズでは、本体に大口径FANを装備し(トレイ接続キット除く)、HD周辺部にこもりがちな熱を排気する工夫が施しています。トレイ前面には多くの換気口を備え、底面にはHDとのスペースをもたせて、トレイ内部にスムーズな空気の流れを作ります。

HDの放熱効果がより高いアルミモデル

高速回転HDを使用している、HDへの負荷がかかる処理が多い、といったHDからの発熱が多い環境では、放熱対策もより深刻になります。

熱伝導率のよいアルミ素材をHD周辺部分に用いたアルミモデルでは、本体背面と側面にツインFANを装備(内蔵タイプの場合)。発熱源であるHD駆動部やIC部に直接「熱伝導パッド」を貼り付ることで、放熱効果をさらにUpしたモデルです。

アルミモデルのリムーバブルケースを使用した場合、HDの温度は常温(40℃)近くに保つことを、弊社の測定にて確認しています。


データも守れるミラーリング

それでもいつかは来るかもしれない「もしものとき」に備え、データの消失対策をしておきたい。そんなときは、2台のHDに同じデータを書き込むミラーリングの導入がおすすめです。

RAIDリムーバブルケースSA-DK2EU-Rでは、放熱効果が高いアルミ筐体を使用。HDの短命化を防ぐだけでなく、自動バックアップにより保存データもしっかりと守ります。