予算消化!停電や電源トラブルを回避するならUPSをご導入ください
-
慌ただしく年末年始を過ごしたら、あっという間にもう3月。日本の多くの企業が3月に決算を迎えます。
「決算は会社の通信簿」とも言われ、多くの企業では決められたあらゆる年間予算のもとこの通信簿作成のために行動します。とは言え、すべてが予算どおりの結果になるはずもなく、決算直前になって使うべくして申請した予算を余らせてしまうケースもしばしば。
こんな時よく耳にするのが「予算消化」というワードです。一見使うはずだった予算が余ればラッキーと思ってしまいがちですが、実はそうとも言い切れません。仮に予算を余らせてしまうと、来年度の予算を決める際にその額を減らされてしまったり、「売上目標も達成できずに予算を余らせた」となれば、その部門や個人の評価がダウンしたりすることも。。。
そうならないための「予算消化」であれば、是非シュナイダーエレクトリック社製UPS(無停電電源装置)のご購入をご検討ください。
-
予算消化にUPSのご購入をおすすめする理由
-
UPSは「無停電電源装置」と言われ、読んで字の如くUPSを接続した機器において「停電が発生しない(=無停電)」になる機器です。
現在多くの企業では、当たり前のようにパソコンが導入されています。いくらスマートフォンが普及したとはいえ、まだまだ仕事でパソコン並みの働きには及ばない業種がほとんどでしょう。
そんな重要なパソコンでの作業中、突然停電が襲ってきたらどうなるか。ノートパソコンであればバッテリー運転に切り替わって難を逃れるかもしれませんが、デスクトップパソコンの場合はそうはいきません。停電と同時に強制終了され、それまで多くの時間をかけて作成した重要な資料やデータも最終保存の状態まで逆戻り、保存していなければそれまでの苦労が水の泡。最悪データ破損やパソコン自体の故障にもなりかねません。
そんな時、UPSをパソコンに接続していれば、停電が発生したら瞬時にUPS内に搭載されているバッテリー運転に切り替わります。あとは落ち着いて必要なデータを保存してから、いつもどおりシャットダウンすればOKです。「自分のパソコンにはUPSがつながっている」という安心感。是非UPS未導入の法人様にも感じていただきたいですね。
-
どんなUPSが自分にピッタリなの?
-
UPSの良さはご理解いただけたでしょうか?では次に当たり前のように湧いてくる「どんなUPSが自分にピッタリなの?」という疑問にお答えしましょう。UPSには大きく分けて「3つのタイプ」があります。それをひとつずつご紹介していきます。
-
【ラインインタラクティブ方式:ミニタワー型(BRシリーズ)】
-
今回ご紹介するシュナイダーエレクトリックがUPS業界に初めて紹介した運転方式で、停電が発生しても驚異の数ミリ秒という切り替え時間でUPSのバッテリー運転に自動で切り替わります。ミニタワー型導入の目安としては、中小規模のサーバーを設置しているオフィスにおすすめです。
またラインインタラクティブ方式は、他社製品(常時商用方式)と違いトランス(変圧器)を搭載しているため、サージ・ノイズだけでなく、電圧低下や過電圧も保護するので、IT機器用UPSとして数多く使用されています。さらに他社の同等製品と違い「自動電圧調整機能(AVR)」も搭載しているため、仮に過電圧や低電圧が発生した際も自動で補正した電圧で接続機器に電力を供給します。
こちらのBRシリーズには「ネットワーク回線保護」にも対応。LANケーブルで接続した機器もサージから保護します。
-
こちらはUPSに接続した機器のワット数によって、どれだけバッテリー運転が可能かをグラフ化したものです。現在おすすめするミニタワー型ラインインタラクティブ方式のUPSは4モデルあるのですが、それぞれ搭載しているバッテリーの容量が異なるため、必然的に接続する機器のバッテリー運転時間も異なります。
「UPSに接続する機器が少ない(低出力な機器が多い)」「すぐにパソコンをシャットダウンできる環境にある」という方はBR400S-JP Eを、逆に「UPSに接続する機器が多い(高出力な機器が多い)」「すぐにパソコンをシャットダウンできる環境ではない」といった方にはBR1200S-JP Eがおすすめです。
-
【ラインインタラクティブ方式:タワー型(SMTシリーズ)】
-
次にご紹介するタワー型は、先にご紹介したミニタワー型の対応容量ではまかないきれない高容量、かつ負荷のかかる機器の接続におすすめなUPSです。どちらかというとパソコンよりも中規模のサーバールーム等にニーズがあります。もちろん個人でのご利用も問題ありません。
またタワー型のSMTシリーズは、別売のソフトウェアやネットワークカードと連携し、ネットワーク経由で停電時のシャットダウンやUPSの安全なリモート監視と制御を可能にします。
-
【常時商用方式:タップ型(BEシリーズ)】
-
最後にご紹介するのは「今までご紹介したUPSでは少し必要十分すぎる」と言う方におすすめな、お手軽タップ型UPSです。常時商用方式というのは、先にご紹介したラインインタラクティブ方式とは異なり、ブレーカーが落ちるなど万一の際に、機器を強制終了から守るという限定的な用途での使用がメインになるため、一般のご家庭やSOHOなど小規模オフィスに向いています。
-
まとめ
-
UPSの導入メリットをご理解いただけたでしょうか。もし予算が余ってしまって使いみちに困っていたら是非UPSのご購入をご検討ください。停電や電源障害、災害等がなければ役に立たないかもしれません。ですが近年の異常気象により、停電、瞬低(瞬時電圧低下)、電圧変動などの電源トラブルが増加傾向であるのも事実です。また、最近ではテレワークでもセキュリティの観点でVPN接続が推奨されており、停電などで社内通信機器が使用できなくなれば作業が困難になるため、社内通信周辺機器へのUPS導入は必須と言えます。この記事を読まれてUPSの良さを実感いただけた方や法人様が一人、一社でも増えていただけたら幸いです。
-
日本で一番売れているUPSはシュナイダーエレクトリック
-
「BCN AWARD」とは、全国の量販店のPOSデータを日次で収集・集計した「BCNランキング」に基づき、パソコン関連・デジタル家電関連製品の年間(1月〜12月)販売台数第1位のベンダーを表彰する賞で、IT業界の発展に寄与することを目的としています。選考にあたっては、複数人の学識者からなる認証委員会を設置し、第三者が公正な選考を検証できる仕組みを設けています。