コーティングって?
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コーティングがよくないと何が起こるの?
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コーティングがされていない双眼鏡をお使いでないときに、よく聞かれる現象です。
コンサート会場での強い光源下では『反射した光』によりフレアやゴーストとなって、もやもやして見えにくくなります。
コーティングはそれらを極力防ぐためにも必要不可欠と言えるでしょう。
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フルマルチコーディングでくっきり!
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光は、双眼鏡のレンズやプリズムの表面を通るたびに少しずつ失われてしまいます。
これを防ぐのが「マルチコーティング」であり、すべてのレンズやプリズムの表面にこのマルチコーティングを施すことを「フルマルチコーティング」といいます。
このフルマルチコーティング搭載の双眼鏡であれば光の損失が少なく、明るい視野が得られます。 -
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【フルマルチコート(フーリーマルチコート)】
プリズム・レンズの両方・全面にマルチコート(多層膜コート)を施し、光の透過損失を極めて少なくするためのコート
【マルチコート】
空気に接する面の少なくとも1面以上に多層膜コートを施し、光の透過損失を少なくするためのコート
【マゼンタコート】
レンズ面に単層コートを施し、光の透過損失を少なくするためのコート
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マルチコートは光を減少させているので、蛍光灯がグリーンに見えるので一目瞭然です。
ただし、高級ダハプリズム双眼鏡に施されるコーティング『フェイズコート』は、紫色に見え、
『ビクセン アリーナスポーツM8x25』に施されるナイター照明に強いコーティング『オーロラコート』は赤っぽく見えます。
コーティングされていない双眼鏡は、蛍光灯そのものの色となります。
お手持ちの双眼鏡は何色に見えますか?