2021年はじめての撮影はFUJIFILMから−X-T30とX100V撮影レビュー
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2021年最初の撮影は、初めてのFUJIFILMです。
このコロナ禍で、皆様はお正月、どのように過ごされていましたか?
FUJIFILM X-T30 ズームレンズキット と FUJIFILM X100V をお借りして、初日の出から始まり・・・3日までの日の出の様子を中心に、近所をぶらりと撮影してまいりました。
独自の色再現技術との組み合わせにより、人間の記憶に残る鮮やかな色「記憶色」による高画質な写真が特長的なFUJIFILM。
色にこだわるFUJIFILMの写真は、特に空の色がとても美しいと感じました。
皆様にこの美しさをお届けして、少しでも気持ちが明るくなりますように。。
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1. 外観について
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はじめて見たFUJIFILIMカメラは、ん?なんだか操作ボタンが多いぞ・・・という印象でした。
他社のカメラを使っていると慣れるまでにちょっと時間がかかってしまいましたが、慣れてくるとこのボタン、視覚的に操作ができるので意外と癖になります。あ、もう少し暗くしたい!と思った時でもサッと変更できる優れものです。
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大人の遊びに丁度いい セカンドカメラ FUJIFILM X100V
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コンパクトだからと言って手軽に撮るだけじゃない。時間をかけてゆっくり一枚撮影したいという方におすすめのコンパクトデジタルカメラ。
スタイリッシュに洗練されたデザインはもちろん、シャッタースピードや絞り・ISO、露出補正も調整可能。暗闇に近い低照度-5EVの環境下でも撮影できます。思う存分こだわり尽くしたコンパクトデジタルカメラです。 -
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アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー
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肉眼で被写体を直接視認できる光学ファインダー「OVF」と、極めて完成度の高い写真を簡単に撮影出来る電子ビューファインダー「EVF」。
レバー1つで切替えができるこのシステムは、X100Vの大きな特長と言えます。
実際使用してみると、肉眼で確認できる良さは確かにあるけど、今回のように眩しくて直視することができない日の出撮影など、「EVF」に切り替えができて重宝しました。 -
X100Vのために開発された23mmF2レンズ
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小型軽量なコンパクトデジタルカメラの画質とは思えないほど、解像・高コントラストを活かしたシャープな描写力。
超高性能センサー「X-Trans CMOS 4」の実力を余すことなく引き出すために開発されたレンズと聞き、納得です。 -
シャッター音
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特徴的なX100Vのシャッター音。もちろん選択も可能ですが、基本は「チャッ」っという小さく軽快な音です。
個人的には、もう少し「カシャッ」という撮った感がある音の方が好きなのですが、慣れてしまえばそこも気にならなくなります。
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小型軽量ミラーレスカメラ FUJIFILM X-T30+フジノンレンズ「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」
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Xシリーズの最高画質を最も気軽に味わえる第4世代ミラーレスカメラ。防塵・防滴機能は残念ながらありませんが、X-T3と画質・スピードで同等性能を持ちつつ、さらなる小型・軽量化したハイコストパフォーマンスモデルです。
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撮影に合わせて「プログラム」「シャッタースピード優先」「絞り優先」「マニュアル」を選択できます。 また、露出補正ダイヤルで最大±5段まで(「C」ポジション時)の補正が可能です。
「オートモード切換レバー」をAUTOに切り替えれば、「アドバンストSRオート」になります。「アドバンストSRオート」とは、シーンを認識して、カメラが自動的に最適な設定を選択してくれる機能です。
色調整が難しい、初日の出の撮影で迷ってしまった時は、AUTOにすれば問題なし!
初日の出は待ったなしですから、シャッターチャンスは逃せません。
さてさて、それでは撮影してきた2021年初日の出、ぜひご覧ください!
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2. 元旦・初日の出
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2021年1月1日 晴れ。
年末年始は寒波が来るということで、かなりの厚着で撮影に臨む。
例年だと薄着で初ジョギングをしているのだが、今年は初日の出撮影に全集中で取り組む。
2台持ちで初めて臨む日の出・・・上手く撮影できるか心配だ。
近所の川沿いに出ると、初日の出目当てだろうか、すでに人が結構いる。例年に比べて人の出が多い気がする。
遠出を避けて、みんな近場で過ごしているせいだろうか・・・。
撮影ポイントに着くと、かなりの汗をかいてしまった。厚着しすぎたか?
三脚を立てて、場所をキープ。まもなく日の出だ。 -
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後ろを振り向くと、西の空には月がまだ出ている。
雲がピンク色に染まり、夜明けが近い空のグラデーションとのコントラストがとても美しい。
あ、出た。 -
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明けましておめでとうございます。
今年もよい年になりますように・・・
なんてご来光を拝む暇もなく、夢中でシャッターを切る。
でも時折は肉眼で初日の出を楽しむ (*'-'*)
冷えた体が暖かい光に優しくつつまれる感覚。
太陽の光ってこんなに暖かいんだ・・・と小さな幸せを感じる瞬間。 -
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気が付けば、太陽はだいぶ上がってしまっている。
夢中でファインダーをのぞいていると、あっという間に時間が過ぎてしまう。
寒さも忘れるほど、冬の朝はとても美しかった。
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3. 1月2日
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2021年1月2日 晴れ。
今日も日の出に挑戦。
昨日より少し余裕をもって撮影に臨む。
朝日がどう撮影できるか・・・富士フイルム独自の「フィルムシミュレーション」と撮影モードAUTOを試してみた。 -
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撮影モードAUTOでも、十分綺麗。
これがFUJIFILMの記憶色の美しさか・・・設定で迷った時に、AUTOという選択肢もあるのは大変心強い。
見たまま、そのままの風景を撮りたいと思っている人にとって、この作り過ぎない色表現は納得いくはず。
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フィルムシミュレーションって何?
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スタンダードな発色と階調で見たままに忠実な「記憶色」を表現するPROVIAや、ビビッドな発色とメリハリある階調表現のVelvia。
発色をおさえた落ち着いた色味のクラシッククローム、質感豊かでシャープなモノクロを表現するACROSなど、多彩なモードを簡単に楽しむことができます。 -
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ACROSとモノクロは、Ye,R,Gのフィルターを選んでコントラストを調整できます。
Yeフィルターは、青から紫系が濃くなり、
Rフィルターは、青から緑系が深く、
Gフィルターは、赤系、肌色系が深くなるので人物撮影に最適です。 -
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フィルムシミュレーションを使うことで、写真表現の幅がぐっと広がる。
同じロケーションでも、AUTOやフィルムシミュレーションの設定を変えるだけで、簡単にイメージの違う写真が撮れて面白い。
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4. 1月3日
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2021年1月3日 晴れ。
日の出撮影最終日。今回は少し場所を変えて撮影。
初めての撮影スポットでちゃんと日の出が見えるか不安だが、日の出目当てと思われる人がチラホラいるから間違いないだろう。
橋の真ん中で、日の出を待つ。もう少し先に人だかりがあるが、真ん中なら間違いはず・・・。
今日は雲が少し出ているが、筆でなぐり書きをしたようなこの雲もまた味がある。 -
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長い長い橋を歩きながら、雲の切れ間から何度も顔を出す太陽にすっかり魅了されてしまった。
移動していると、なぜ日の出を見に来た人が橋の真ん中ではない端に居たのかが理解できた。
川に太陽光が反射するのだ。しまった・・・。でも、今回はいろんな日の出の表情を見ることができたとして良しとするか!?(^^; -
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これにて、三が日の日の出撮影終了。
3日間とも天気に恵まれ、とても美しい光景を目にすることができた。
新年のスタートとしては、かなりの撮れ高と自分の頑張りに大満足。
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5. GALLERY
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天気の良い日に、カメラを持って近くをぶらぶら冬散歩。
冬ならではのセピア色の世界。鮮やかな黄色い水仙に、たわわに実った夏みかん。
サクラの花芽はまだ固く、暖かい春が来るのを今か今かと待っています。
ファインダーを通してみる世界は、普段見ている景色を想像以上に美しく輝かせます。
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6. まとめ
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初めて撮影した ミラーレス一眼カメラ FUJIFILM X-T30 と コンパクトデジタルカメラX100V。
小型・軽量なので、首から下げていても全く苦になりません。フットワーク軽く、どこへでも一緒に持っていくことができました。
遠出することがほぼなくなった昨今。健康のためにも、少しだけ近所をお散歩するのに持ってこいですね。
気が付けば、楽しく写真を撮りながら一万歩も達成していました!(^^)
そして、富士フイルムの色味が綺麗とは聞いてましたが、本当にカラー表現が美しい。特に空の色には脱帽です。
もっとフィルムシミュレーションで遊んで、色々な写真を撮ってみたい。
次はどんな色で写るんだろう・・・創作意欲を刺激されるカメラでした。
次回は、イマソラ特集をしてみたいと思います。お楽しみに! -
今回撮影したカメラはコチラ↓
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