OM SYSTEM OM-1で野鳥撮影!おすすめ望遠ズームレンズ 2/3ページ目
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2. 野鳥撮影といえばプロキャプチャーモード
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決定的瞬間を逃さない!究極の瞬間をとらえるプロキャプチャーモード
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『プロキャプチャーモード』はシャッターボタン半押しで記録を始めて、シャッターボタン全押しの瞬間からさかのぼって記録できるモードです。
鳥が羽ばたく瞬間を撮りたい場合、この『プロキャプチャーモード』を使うことで素早い動きも撮り逃すことがなく撮影できてしまうという優れものです。
OM SYSTEM OM-1は、AF/AE固定で最大120コマ/秒の設定ができる『ProCap SH1』と、AF/AE追従で 最大50コマ/秒の設定ができる『ProCap SH2』のモードを選択できます。ただし、『ProCap SH2』で最大50コマ/秒撮影ができるレンズは限られており、残念ながら今回撮影したM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIと、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISは対応していませんが、25コマ/秒撮影でも十分鳥の羽ばたく瞬間を捉えることはできます。 -
【SH2 50コマ/秒 対応レンズ】
■M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
■M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
■M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
■M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO (※)
■M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC 1.25x IS PRO (※)
■M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO (※)
※ テレコンバーター MC-14 / MC-20 装着時も高速連写SH2 50コマ/秒 または プロキャプチャーSH2 50コマ/秒 の設定可能
※最新の対応レンズにつきましてはメーカーサイト『SH2 50コマ/秒 対応レンズ』でご確認ください。
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AFエリアをALLターゲットにして、被写体検出を鳥に設定し、プロキャプチャーモードにしたらあとはタイミングを待つだけ。
カワセミが飛び立つ瞬間を待ち続けます。ポイントは、画面の端に鳥を置いて、これから羽ばたきをするであろう余白を画面上に作ること。
飛び立つ瞬間をただひたすら待ち続け、たまに想像と違う方向に飛んで行ったりすることもあるので、その待機時間が長ければ長いほどドキドキします。
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決定的瞬間を捉えるプロキャプチャーモード。珍しい場面を偶然撮影
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珍しく口を大きく開けているカワセミさん。飛翔する姿を狙ってピントを合わせ、シャッターを半押しにして待機。
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つい力が入ってしまい、シャッターを全押しすること多数・・・すると、この中に驚くべき場面が撮影されていました。
あ!!カワセミが何か吐き出してる?! -
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調べてみると、ペレット(pellet)を吐き出していたみたいです。
鳥が食べた魚やザリガニなどのうち、消化できないものを塊にして口から吐き出したものを『ペレット(pellet)』と言います。
実はこの写真、大量にプロキャプチャーモードで撮影した写真を整理している時にたまたま気がつきました。羽根を広げている姿を狙っていたので、危うく削除してしまうところでした。
狙ったわけではない偶然の瞬間!野鳥を知るいいきっかけになりました。
こんな瞬間が撮れるのも、プロキャプチャーモードだからこそ、ですね。 -
それでは、このプロキャプチャーモードを使ってミラーレスカメラ OM SYSTEM OM-1で野鳥撮影をしてきましたので、M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II(野鳥撮影ビギナー編)、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS(ほぼ趣味になりつつ野鳥撮影S上司編)の実写レビューをお楽しみください。
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3. M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 実写レビュー
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M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISが小型・軽量の超望遠ズームレンズとはいえ、野鳥撮影ビギナーで体力ない女性だと3時間の手持ち撮影が結構限界です。でも、可愛い小鳥たちを撮影していると、重いことなんてつい忘れて無理しちゃうんですよね。
そんな私でも、このM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II は丸一日、手持ちで野鳥撮影していても全く苦になりませんでした。
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野鳥撮影の魅力は、普段生活をしている中では目にすることができない小鳥達の可愛い仕草や羽ばたきの瞬間に、カメラを通して出会うことができることです。
失敗したり、成功したりドキドキの楽しい時間が続きます。
そして、実はOM SYSTEM OM-1で1日かけて野鳥撮影するのって初めてなんです。
さて、今日はどんな鳥さん達に会えるかな?
お気に入りの一枚が撮れるといいな。ワクワクしますね。
今回、野鳥撮影した時期はちょうど紅葉も楽しめる季節でした。
四季の雰囲気を入れて野鳥撮影できたら最高ですね!
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大きな池に見たこともない水鳥を発見!早々に足が止まります。・・・なかなか目的の場所に辿り着けないお約束の展開です。
野鳥の撮影時間は限られているのに、撮らずにいられない衝動が止まりません。
だって、ファインダー越しの世界って美しすぎるんですもの。 -
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朝から撮影して、ちょうど12時半くらいでピタっと鳥の姿が消えました。
今日の日没はだいだい16:30です。日没前2時間くらいから野鳥撮影タイムということですが、本当に14時くらいからまた小鳥たちが動き始めてきました。
ちょうど光が傾き始めた時刻。普段撮影に出かけた時でもゴールデンタイムというくらい美しい時間帯です。
さぁ!後半戦、時間が限られてきましたよ。
まだ止まっている鳥しか撮れてない・・密かに狙っていたのは、飛び立つ鳥なんです。 -
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そーーっと静かに、遠くから見守るように野鳥撮影。たくさんの鳥さんとの出会いがありました。
そんな楽しい時間も、日が暮れるのと同時に終わりの時間がやってきます。 -
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野鳥たちの可愛い姿を垣間見ることができ、名残り惜しいけど撮影終了。
焦点距離150-600mm相当(35mm判換算)を三脚なしで手持ちで撮影することができる『M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II』は、迫力のあるクローズアップ撮影や季節感のある野鳥撮影をシャープな画質で楽しむことができました。
野鳥撮影だけじゃなく風景撮影でもとても綺麗で、このレンズ、かなりコスパがいいですね。
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撮り足らないので、別の日に再び野鳥撮影へ
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1日野鳥撮影していたのですが、やっぱり飛び立つ鳥が撮りたくて・・・ミラーレスカメラ OM-1とM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで近所の河原で最後の野鳥撮影。
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撮影の時間帯は日が傾き始めた夕方。
OM-1のプロキャプチャーモードを駆使して、いや設定をしてボタンを押すだけで飛翔する野鳥を撮影できました。
やっぱり躍動感のある飛び立つ野鳥撮影って楽しい!もっともっと色々な鳥のこんな瞬間を撮ってみたくなります。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II、野鳥撮影を初めてやってみたいかもっていう人にはかなりお手頃なレンズですね!
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OM SYSTEM OM-1 ボディ
ミラーレス一眼カメラ -
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
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