Nikon Z 50 番外編レビュー!犬・猫以外も認識するかな?動物園で動物AF検証してみた
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Nikon Z 50用「ファームウェア Ver.2.00」で搭載されたのは、犬と猫の顔・瞳を検出する『動物AF』です。
本当に犬と猫だけ?好奇心をくすぐられて動物園で試してみることにしました。
どんな動物が認識するのか?という、あくまでムラウチドットコム独自の検証となりますのでご了承ください。
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※ もちろん、この子は反応しません。
「動物AF」機能を説明するためのイメージです。
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ニホンザル
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人間に近いから、サルは当然認識しそうじゃない?
そう言いながら最初に訪れたのは、ニホンザルです。とても寒そうに身を寄せ合っています。 -
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動物AF×、残念ながら全く認識せず。 -
えーーーー!絶対、認識すると思ったんですけど(TT)
人の動きと似ているからと言って認識するわけではないのですね。やっぱり、犬猫だけなのか?
出鼻をくじかれ、ちょっと先行き不安になってきました。
この企画、失敗なんじゃ・・・?
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ヤギ
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ニホンザルが駄目でも、ヤギならいける?
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動物AF×、全く認識せず。 -
メェーーー。
無邪気に近寄ってきてくれましたが、全く認識せず。
毛色が黒いからなのか?それとも、瞳孔が四角い横長だからなのか?
理由はわかりませんが、ヤギも認識しませんでした。
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インコ
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サルとヤギが駄目だったんだから、インコは無理でしょ、と半ば諦めて撮影してみました。
それでも挑戦せずにはいられない、万が一ってこともある。。 -
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動物AF×、認識せず。 -
一瞬、黒目に認識をするも、これじゃ認識したとは残念ながら言えないと判断致しました。
でも、少しだけ希望が持てました。
インコで認識するなら、きっとまだほかにも認識してくれる動物がいるはず。
まだ検証は始まったばかり。。。
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カワウソ
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今、じわじわと人気急上昇中のカワウソです。
多摩動物公園では、コツメカワウソが水中で泳ぐ姿をみることができます。
予測できない素早い動きでも、反応できるのか?ガラス越しなので難易度高めです。 -
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愛嬌のあるしぐさとつぶらな瞳に癒されます。
カワウソがこんなに可愛いとは知りませんでした。
さて、結果は・・・・ -
動物AF△、顔認識AFのみハッキリしている。
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「顔認識AF」はハッキリしているようです。
おそらく、小刻みに動くカワウソの動きについていけないのかもしれません。一瞬、瞳AFも認識しています。
本当にじっとしていないんです。犬や猫の動きではないですね(^^;
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シフゾウ
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寒い中、じーっとこちらを見ています。野生ではすでに絶滅しているシフゾウです。
ひづめはウシに、頭はウマに、角はシカに、体はロバに似ているが、それらのどの動物でもないという説から、四不像(しふぞう)の名がつけられました。 -
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動物AF○、瞳AF認識しました! -
ヤギに似てたので、まさかの反応です。これだから、やってみないとわからない。
よくみれば、黒目はつぶらな瞳です。ハッキリと瞳AF認識しました。
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オラウータン
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寒い中、オラウータンが近寄ってきてくれました。布をかぶってファンサービスです。
優しい森の人、オラウータン。 -
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動物AF×、認識せず。 -
ニホンザルで認識してなかったし、お顔の色が黒っぽいのでさらに認識しづらいとは思っていたのであまり落胆せずに次へ向かいます。
だって私たちには、まだイヌ科ネコ科がいるじゃないかぁ!!気持ちを奮い立たせます。
それにしても、愁いを帯びた眼差し・・・寒いよね(;;)
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アムールトラ
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トラはライオンとならぶネコ科最大の動物です。これは絶対認識するはず!
期待に胸が高まります。 -
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動物AF○、顔認識AF・瞳AFバッチリ! -
予想通り、ネコ科のトラはバッチリ認識してくれました。これで一安心です。
この子はいつも定位置にいてくれて、撮影しやすいポーズをとってくれるのでとても助かります。
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レッサーパンダ
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その愛くるしい姿やしぐさで、たくさんのファンがいるレッサーパンダ。レッサーパンダさんのお顔と名前もわかるファンの皆さんには脱帽です
私には、どの子か全く区別がつきません。(すみません。)
そして、ちょうど他の動物園へ移動が決まり、もうすぐ見納めの『ずん』に注目が集まります。
イヌ科でもネコ科でもない、哺乳綱食肉目レッサーパンダ科。果たして動物AFに認識されるのか・・・? -
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動物AF◎、顔認識AF・瞳AFバッチリ! -
めちゃくちゃ可愛くて、大興奮しちゃいました!
『ずん』君がラストと聞いて、アイドルの出待ちみたいに夢中でシャッターを切ります。
思わず手が震えても大丈夫!!動物AF、さすがです。
ありがとう!ずん。ありがとう、Nikon!! -
ずん君の出番前に、動物AFの確認をしていました。しっかり瞳を認識していますね。
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動物の瞳にピントを合わせて、動き回るレッサーパンダをバッチリ撮影できました!
個体が違ってもちゃんと顔や瞳を認識してくれるので、イヌ科でもネコ科でもないレッサーパンダでも、
可愛い瞬間を逃さず撮影可能です(^-^) -
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笹の葉が顔にかかっていても、瞳を認識。横顔でも顔を認識してくれました。
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大収穫のレッサーパンダに大満足です。ここだけ人だかりができるのも納得。
ずっと見ていても飽きないレッサーパンダに後ろ髪をひかれつつ、次のオオカミへと向かいます。
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オオカミ
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多摩動物園にいるオオカミは、タイリクオオカミです。食肉目 イヌ科です。
2013年完成した「アジアの平原」。引っ越し当初は12頭の大所帯でした。
群れを率いていたリーダーが死亡すると、闘争を繰り返し分裂。現在5頭となっています。
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みんな11歳以上のご高齢となっているため、放飼場に出ていても茂みの中や日なたで寝ていることが多く、なかなか見つけられないかもしれません。
数年前に訪れたときは、元気に群れをなして遠吠えしていたので、こんなに寂しい感じになっているとは思いませんでした。オオカミと出会えたらラッキーなんですね。
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でも貴重なイヌ科なので、ここはぜひとも撮影したい・・・。
動物の気配を感じない「アジアの平原」をぐるりと探すと、いました!
ちょっと想像していたオオカミとは違いますが、垂れ耳の『ネロ』です。
起きてる!そして、こっち見てる!絶好のチャンスです。 -
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動物AF◎、顔認識AF・瞳AFバッチリ! -
全く問題なしです。スムーズに顔も瞳も認識してくれました。さすがイヌ科。
長い手足と大きな口と足。一瞬、犬のように感じますが、紛れもなくオオカミですよ。 -
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オオカミの寿命は動物園では15年程度といわれています。少しでも、みんなが長生きしてくれるように祈るばかりです。
次は、いよいよラスト、チーターです。
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チーター
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陸上を走る動物のなかでは最も速く、時速100km以上のスピードで走ることができるチーター。ネコ科です。
独特の斑点模様がとても美しいチーターですが、多摩動物公園にはチーターの変異個体である『キングチーター』と呼ばれるチーターがいます。
この大変珍しいキングチーターは、斑点模様がつながり帯状となるのが特徴です。国内でキングチーターを飼育しているのは多摩動物公園だけです。
キングチーターの『イブキ』と通常のチーター『シュレン』は兄弟です。2頭一緒に放飼場にいますのでぜひその違いを確認してみてください。 -
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動物AF○、顔認識AF・瞳AFバッチリ! -
美しい斑点模様を認識してしまうこともありましたが、しっかりと瞳認識してくれました。
やっぱりネコ科は安定していますね。上下に沈みながら歩き回るチーターでも、バッチリ認識してくれましたよ。
次回はぜひ、走る姿も写真におさめたいところです。 -
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まとめ
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丸一日かけて検証いたしました(^^; 動物たちのあまりの可愛さに、ついついたくさん撮影してしまいます。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
まとめて結果発表!!じゃじゃーーん。 -
・ニホンザル ×
・ヤギ ×
・インコ ×
・カワウソ △
・シフゾウ ○
・オラウータン ×
・アムールトラ ○
・レッサーパンダ ○
・オオカミ ○
・チーター ○ -
皆さんの予想はいかがでしたでしょうか?
初めはどうなることかと思っていましたが、無事に動物園でも動物AF機能が活躍できるとわかり、ひと安心です。
やっぱりイヌ科ネコ科は最強ですね。間違いない!
くれぐれもムラウチドットコム独自の検証であることをご理解くださいませ。
実際に動物園へ訪れられないときでも、いつでも可愛い動物たちに会える写真って、やっぱりいいですね。
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