Technics テクニクス 完全ワイヤレスイヤホン AZ80 試聴レビュー2/4ページ目

  • Technics テクニクス 完全ワイヤレスイヤホン AZ80 試聴レビュー


  • [目次]  1  2  3  4


  • 2. EAH-AZ70W・EAH-AZ60M2と比べてみた



  • 3機種を並べて比べるだけでも、だいぶ違いますね

  • すでに販売終了になっている「EAH-AZ70W」は、「EAH-AZ80」が発売される前の完全ワイヤレスイヤホン フラグシップモデルです。
    形やケースの大きさだけ比較しても、AZ80とAZ60M2と比べるとAZ70Wはだいぶ大きいと感じました。
    さらに、AZ70Wは手に馴染むラウンドフォルムで持ち運びしやすい形状とうたっていましたが、私にはこの丸っこい形状がAZ80とAZ60M2と比べるとどうしても掴みにくく、無くしてしまいそうな気がしてなりません。
    3機種とも同じシルバー・ブラックの2色展開ですが、色味もそれぞれ違うんですね。

    それでは、まず最初は一番興味をそそられる圧倒的な臨場感があなたを包み込む。テクニクス 完全ワイヤレスイヤホン フラッグシップモデル「EAH-AZ80」からじっくり見ていくことにしましょう。


  • 2-1. 完全ワイヤレスイヤホン EAH-AZ80 ブラック


  • 定番ブラックとは言わせない!漆黒とはこういう色。
    引き締まったピュア・ブラックとゴールドのロゴの相性抜群!まさに大人のブラックと言える深みのある色合いです。

  • トップはアルミ素材を使用したヘアライン加工
    左右合計で8つのマイクを搭載し、ノイズキャンセリング性能がかなり向上しています。
    ワイヤレス充電(Qi)対応になりました。


  • 2-2. 完全ワイヤレスイヤホン EAH-AZ80 シルバー


  • こちらもゴールドとの相性が抜群!大人気の渋みのある高級感漂うマットなシルバーです。
    Technicsのロゴを刻印し、アルミニウム素材をしたヘアライン加工で上品な仕上がりです。


  • 低域から高域まで、澄み切ったサウンドをあらゆるシーンで自由に楽しめる!テクニクス ワイヤレスステレオインサイドホン EAH-AZ80。
    小さいのに高級感があるデザインで、ブラックもシルバーも両方いい!男性はシルバーよりブラックの方がいいのかなと思いましたが、意外とシルバーが人気でした。やはり少し渋みのあるシルバー色に魅かれたのでしょうか?肌馴染みも抜群ですからね。
    わたくし、個人的にはブラック推しです。深みのある黒が女性でもカッコいいんです!

  • 充電ケースが進化した テクニクス EAH-AZ80


  • 高級感を感じる要因の1つに、充電ケースの内蓋の形状が以前より進化しているのにお気づきでしょうか?
    蓋を開けた時、内蓋がちょうどイヤホンのはみ出した部分だけ入る形になっていますよね。ここが今までの充電ケースと違うところ。


  • 開閉時の頻度が高い充電ケースのたわみやガタつきを軽減する効果があります。

  • ケースが壊れやすそうというお客様の声にお応えしたデザインなんだそう
    です。
    確かにAZ70Wの充電ケースの蓋は、開け閉めするとカパカパした感じがします。これだと使っていくうちに壊れそうです。
    ところがAZ80は全然違うんです!かなり安定感が増し、ずっと大切なイヤホンを守ってくれそうなケースです。

    私たちユーザーの声が活かされているデザインってなんだか嬉しいですね。


  • 2-3. EAH-AZ80とEAH-AZ70Wと比べてみた


  • 音楽本来の躍動感と豊かな空間性を実現した完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ70W」と、数々のオーディオ専門誌によるアワードやデザインアワードを受賞した大人気のテクニクス 完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「EAH-AZ80」と外観デザインの比較をしてみました。


  • 直径10ミリドライバー搭載 テクニクス 完全ワイヤレスイヤホン AZ70W
    やはりAZ70Wの真ん丸なフォルムは想像以上に持ちにくく、その上大きいので、耳から落っこちてしまうんじゃないかという不安感がかなりありました。そして、AZ70Wの質感はツルッとしていて滑るのでさらに落としやすいのです。いや、何回も落としました。(ほんと、外じゃなくてよかった・・・)
    その点、AZ80は同じ10mmドライバーを搭載しているイヤホンとは思えないほど小さく、耳にしっくり馴染む快適な装着感が抜群によかったです。

    デザインはちょっと低評価めのAZ70Wでしたが、高域の伸びや抜け、艶のあるボーカルを再現しているというAZ70Wの音質については高評価です。
    あくまで個人的な感想ですが、AZ80が味付けしていない原音そのままというならば、AZ70Wは躍動感のある少し派手めな音づくりをしているのかなと思いました。
    アンケート結果でも「AZ80を聞いていなかったら、AZ70Wの音質で満足していたかも・・・」という感想もありましたよ。
    (詳しくは、『3. テクニクス 体験レビュー』参照>)


  • 2-4. EAH-AZ80とEAH-AZ60M2と比べてみた


  • クリアな音質と、快適にサウンドを楽しめる 完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ60M2」と、いつでもどこでも臨場感あるクリアな音質が楽しめて、装着感にかなりこだわった 完全ワイヤレスイヤホン フラグシップモデル「EAH-AZ80」の外観デザインを比較しました。

  • Technics テクニクスEAH-AZ60M2-K(ブラック)
    Technics テクニクス
    EAH-AZ60M2-K(ブラック)
  •  Technics テクニクスEAH-AZ60M2-S(シルバー)
    Technics テクニクス
    EAH-AZ60M2-S(シルバー)
  • AZ80とAZ60M2の違いはなんだろう?


  • AZ80と一緒に2023年6月15日発売された完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ60M2」は、ビジネスマン向けモデルです。
    外観はほとんど同じ大きさのようですが、やはりAZ80の特長の1つ、耳に快適に収まるコンチャフィット形状が大きく違います。
    実際に装着してくれたモデルさんに確認したところ、「耳にすっぽり納まる感じがして、落とす心配がないのはAZ80でした。」という感想をいただきました。


  • 2-5. 3機種スペック比較


  • 形状以外の違いはどうでしょうか?
    AZ80、AZ70W、AZ60M2のスペックの違いを表にまとめてみました。

  • 最新機種のEAH-AZ80とEAH-AZ60M2は、前モデルのEAH-AZ70Wと比べてかなり進化しています。
    ■ノイズキャンセリング機能向上
    ■ワイヤレス充電(Qi)対応
    ■ハイレゾ対応
    ■最大3台までの機器と同時接続可能のマルチポイント
    ■装着センサー
    ■再生時間
    ■BluetoothのバージョンUP、LDAC対応
    ■イヤピースの種類

  • 他にも、音質の劣化を抑える「ダイレクトモード」や、マイクおよびフィルタ性能の向上により、外音取り込み「アンビエントモード」がさらに自然な聴感へ改善されているそうです。
    JustMyVoice™は、風ノイズ環境でもより聞こえやすく、発話音声解析アルゴリズムの改善でより声がクリアになりました。
    (JustMyVoice™にの詳細についてはこちら『4. 「JustMyVoice™」テクノロジーを体験してみた』>)

  • 耳に長時間つけるイヤホンだから、小さくて軽い方がいい

  • 今回、EAH-AZ80と、EAH-AZ70W、EAH-AZ60M2をそれぞれ比べてみて一番驚いたのはAZ80の大きさです。
    AZ60M2とAZ80ではドライバーの大きさが2mm違うのに、その大きさはほぼ同じで、重さは一緒。(もちろんお値段はお高いのですが(^^;))
    同じ10mmドライバー搭載のAZ70と比べてみても、かなり小さくなっていることがわかります。
    AZ80には、高音質、装着感にこだわった開発者の執念が、この小さな躯体にギュギュっと詰め込まれているのを実感しました。


  • さて、お次はムラウチドットコムでAZ80・AZ60M2・AZ70Wを試聴し、アンケートを行いました。
    どんな結果になるでしょうか?AZ80との違いは一般庶民でもわかるのか?ムラウチドットコム独自調査になります(^^♪