OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO 実写レビュー 2/3ページ目

  • OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO 実写レビュー


  • [目次]  1  2  3


  • 4. マクロレンズで深度合成


  • 4-1. 深度合成モードでお花撮影


  • OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PROは深度合成モードに対応したレンズです。
    以前にも深度合成モードを使ってお花撮影をしたことがありますので、その時の経験を活かしていざ挑戦!
    (『雨が降っても大丈夫!小型軽量防塵防滴一眼カメラ OM-D E-M5 Mark IIIでお花撮影実写レビュー』より)

  • 『深度合成機能』とは、フォーカスブラケット機能を応用してピント位置を自動的に変えながら撮影したものをカメラ内で自動的に合成し、 手前から奥まで広い範囲にピントが合って見える1枚の写真を作成することができる機能です。


  • マクロレンズで深度合成機能を使うのは今回が初めて。
    被写界深度が浅いマクロ撮影。この深度合成機能を使えば、超高倍率マクロ撮影も簡単に撮影できるそうです。
    一体どのような写真が撮影できるのか?ドキドキ。

  • 小さな青い花、別名「星の瞳」とも言われるオオイヌノフグリを見つけたので、さっそく手持ちで深度合成モードで撮影を試みました。

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    撮影機材:
    OM SYSTEM OM-1
    M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
    M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20
    Manfrotto PIXI ミニ三脚
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  • 風のせいなのか?それとも私が揺れているせいなのか?狙いが定まらず手持ちだとこれが限界。自分の技量の無さを嘆きます。

  • そこで、深度合成機能を使って撮影してみることに。OM-1の合成枚数は3〜15枚で設定できます。


  • 今回は思い切って撮影枚数は15枚、フォーカスステップは一番範囲の広い10に設定しました。
    ピント位置を少しずつずらしながら15コマを自動的に撮影して、合成していきます。

  • いかがでしょうか?
    手持ちでは上手く表現することができなかったマクロレンズの世界。
    ミニ三脚と深度合成機能で、小さなお花をこんなにも素敵に撮影することができました。もはや肉眼では見ることができない世界。

    ※深度合成モードで撮影された写真は、上下左右それぞれ約7%画角が狭くなります。


  • 4-2. カメラ内で複数画像を一括削除


  • さて、深度合成撮影をしていると似たような画像が複数枚できてしまい、明らかに失敗した画像はその場で消去してしまいたいって思ったことはありませんか?
    そんな時、カメラ上で簡単に複数選択して一括削除できるのをご存じでしょうか?

  • 〜S上司談〜
    『プロキャプチャー機能を使って、野鳥撮影をしていると同じような写真が複数枚溜まってしまったり、明らかに失敗している写真も多数存在し、その場で消去したくなる時があります。
    今までは、画像1つ1つにチェックを入れて削除していたのでかなり手間がかかり面倒でした。
    この方法を初めて教えていただいた時は、かなり衝撃で「もっと早く教えてよ〜。」って叫びましたね(笑)』


  • 同じような気持ちになった方もいるのでは?
    この方法はOM-1だけではなく、E-M1X・E-M1MKIII・OM-5でもできるので、ぜひ使ってみてください。



  • 5. 望遠レンズとしても使える90mmマクロレンズ



  • マクロレンズって言ったら、もの凄く近くに寄れて、
    見たことも無い世界を撮れるレンズでしょ?

    そんなことを思いながら、色々なものを撮ってみました。
    むむむ!これってマクロレンズだけじゃないんですね。

    望遠レンズとしても充分いけるんじゃないですか?!


  • 5-1. 風でゆらゆら揺れる枯れススキ撮影


  • 『このキラキラ光る美しいススキを絶対に撮りたい!』
    風がビュンビュン通り抜ける山頂。めちゃくちゃ揺れているススキを無謀にも手持ちでマクロ撮影しようとするカメラ初心者。

  • 近寄って撮るのはもちろん、180mm相当(35mm判換算)の望遠レンズとしても撮影することができる『M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO』。
    高性能望遠マクロレンズという意味がわかった気がしました。キラキラ綺麗なススキを堪能することができ、大満足です♪


  • 5-2. 金網越しでワライカワセミをプロキャプチャー撮影



  • 『M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO』が望遠レンズとしても使えるとわかったので、ワライカワセミさんを早速撮影。
    金網越しでもうまく撮影できるかな?

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  • 野鳥撮影といえばプロキャプチャーモード

  • 金網越し、しかも2重の金網越しでも、その性能を遺憾なく発揮していただきました。
    ありがとうございます、OM SYSTEM OM-1。もう感謝しかございません。
    手持ちで構えて飛び立つ瞬間をずっと待つのは、本当に大変。でもどうしても金網越しの羽ばたく鳥を撮影したかったんです。
    OM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PROは、ボディとレンズを合わせても重さが約1kgの組み合わせ。手持ち撮影でもなんとかいけます。
    だがしかし、この羽ばたくワライカワセミを撮影したのは、カメラ初心者ではなくS上司です(。_。`)チーン


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