16日目 AV用語集 最終回
石井 「せんぱ〜い。めまぐるしい特集に対応するなんてさ〜すが先輩っすね!!」
斎藤 「そんなにほめるなよ〜。」
石井 「今日でこの用語集も最終回となりますんでひとつよろしくおねがいしま〜す。」
斎藤 「展開がはやいなあ。用語集ってもそんなに取り上げなかったじゃないか。」
石井 「そこは、また復活したときのために残しておきましょ。今日はスーパーオーディオCDについて聞きたいんですけど?」
斎藤 「これまた最終回にぴったりというか、昨日から脈絡もない流れが君らしいね。このワクのなかで君に話そうとするとむずかしいなあ。」
石井 「ポイントだけで結構っすからおねがいしま〜す。」
斎藤 「はいよ。まずはDSD(Direct Stream Digital)技術だ。難しい説明はおいといてこのDSDによって「原音」にきわめて近い録音・再生が出来るんだ。また人間には非可聴とされる上下の音域まで含めて再現できるようになったんだ。」
石井 「せんぱい、非可聴って聞こえないってことですか?」
斎藤 「そうだね、当然非可聴なんで聞こえはしないんだけど、雰囲気とか臨場感ってのはこの非可聴領域の有無に左右されるんだ。」
石井 「えっ!そうなんですか?」
斎藤 「このコーナーの最初で扱ったダイナミックレンジは120dB以上確保してるからね。ちなみにCDは96dB。非可聴領域ってのはかなりポイントなんだ。」
石井 「SACDってすごいんっすね!!」
斎藤 「記録・再生方式についても触れておこう。ディスクの製作過程ではノイズシェービングのあとに64fs(44.1KHの64倍)のサンプリングをおこなってるんだ。なんとスーパーオーディオCDはそのままの信号をディスクに記録してるんだ。一方のCDなんだけど64fsの信号を間引いて44.1KHzの信号成分だけを取り出して記録してるんだ。アナログ信号をリニアPCMで表すと44.1KHzの階段状の信号にすることとになり量子化歪みが発生しちゃうんだ。んでもってDSDは1か0のパルスの集まりで信号をあらわすようにしてる。まあこの方法でも音声信号に歪みは発生しちゃうんだけど、サンプリング周波数が高いからノイズ成分もとっても高い周波数になるんだ。それでもってあとで人間に聞こえる低い部分だけとりだすので問題はないってこと。」
石井 「なんか聞いてもむずかしいっすね。ところどころ質問したくなっちゃうなあ。でも本日は自分でしらべてみま〜す。そのほうが身につくってもんでしょ!」
斎藤 「成長したなぁ〜。座布団1枚だ!!」
石井 「うえぇぇぇっ!!!キャッホー!!ついにやりました!!!突然びっくりさぷら〜い!!!!」
斎藤 「おめでとさん!」
石井 「心がドキドキしてきまし〜た!」
斎藤 「・・・だいじょうぶかなぁ。」
石井君遂に念願の座布団10枚獲得!!
明日は石井君の座布団10枚達成特別企画になるよていで〜す!!お見逃し無く!!
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